憲法を活かそう 週刊ニュース No.1031 2025年11月20日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう
宝塚九条の会総会・充実した記念集会
 10月19日、第21回目の総会が多くの参加で開催され、さらなる活動強化へ向け話し合いました。
 記念講演は兵庫県原水協の梶本修史さん。「被爆80年 原水爆禁止運動はどこまで来たか」をテーマに核兵器禁止条約(国際法)が現実的規範になりつつあり、世界は市民社会の力で大国中心の脱皮へ向かっている」と、わかりやすく解説しました。
 総会は、議案書に沿って内容が深められました。
 活動計画は、参院で与党が過半数割れした一方で、外国人差別、移民反対などの極端な排外主義を叫ぶ極右政党の台頭という新たな困難に直面する情勢のもと、「改憲勢力の議席が3分の2を超えるなかでも、国民世論の高まりを背景に改憲を挫折させた確かな実績を強調しました。
 また、今年4月の宝塚市長選挙で、森臨太郎市政を誕生させ、中川市政以来の民主的な流れを継承させることができました。
 
 具体的な活動について、
☆会員を増やす活動、☆会を広める活動、など提起
1)街頭などでの宣伝活動充実
 当面毎月第二月曜日(定例世話人会終了後)の夕刻、JR阪急宝塚駅連絡通路での宣伝活動を行います。
2)「宝塚九条の会瓦版」編集体制の充実
 会員一人一人また、少人数のグループ等で「いつでもどこかで、憲法を語る」を合言葉に、対話やミニ集会を取り組みましょう。
3)末広公園に「九条の碑」を!、
 「九条の碑」建立をめざす運動を開始しようという声が寄せられ、昨年度から調査活動を開始しましたが、今年度は市役所人権平和施策担当などの関係部局との連携を深めながら、市民運動の高まりによる「碑」の建立をめざします。

11・11三宮昼休みスタンディング
 憲法共同センターは三宮マルイ前で「改憲・大軍拡許さない」の宣伝行動を行い20人が参加しました。「止めよう9条改憲、活かそう憲法」「イスラエルの武器を買うな」などのプラスターを掲げ道行く人々にアピールしました。各団体代表がリレースピーチで切実な問題も訴え、民医連から医療崩壊の現実を語り病院の危機状況を打開する署名にも人々は応えていました。津川知久代表は「自民と維新の政権合意書」はまさに戦争する国へ進む内容だと厳しく指摘しました。
 署名に応じた市民は「高市政権で、より右傾化が怖い」と語りました。

★☆★ 11月22日(土) 16:00〜
    九条の会・兵庫県医師の会・講演会

 場所:ZOOM https://tinyurl.com/4pxbn3hs
 講演:青井未帆さん・学習院大学教授
   『平和憲法と暮らしの危機の新段階』
 参加費無料 上記アドレスに登録を
 (連)078−393−1807

★☆★ 11月24日(月・祝) 15:00〜
   非核の政府を求める兵庫の会 市民学習会

 場所:兵庫県保険医協会6階会議室
 講師:郷地秀夫さん・医師
  『被爆80年、
  被爆の実相で明らかになったこと、残された課題』
 参加費:¥1000
 (連)078−393−1833
 
★☆★ 12月6日(土) 13:30〜
    第48回兵庫県自治体学校

 場所:兵庫県保険医協会5階会議室
 メイン講演:中山 徹さん・自治体問題研究所理事長
   『少子化に立ち向かう自治体の子育て政策』
 報告1:兵庫高教組(高校無償化)
 報告2:兵庫県保険医協会(こども医療費無料化)
 資料代:\1000
 (連)078−331−8991

★☆★ 12月14日(日) 13:30〜
    さとうきび畑の唄・DVD上映会
 「私は人を殺すためにうまれてきたんじゃない」

 主催:いなみ9条の会
 場所:稲美町コミュニティセンター
 上映協力費:¥500
 (連)079−492−6129


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