11月3日兵庫県憲法会議主催の「日本国憲法公布79周年神戸憲法集会」がうはらホールで開かれ300人が参加しました。

集会は、近藤暢朗弁護士の司会で行われ、平松順子憲法会議幹事の開会あいさつ。
最初の文化行事は、民族音楽家の劉偉(リュウ ウエイ)さんの歌とフルスと呼ばれる瓢箪笛、見事な口笛による演奏でした。モンゴルの大草原から聞こえて来る民族音楽の深い演奏に聴き入り、会場から万雷の拍手でした。
アルテイシアさん(作家)講演のテーマは「ジェンダー知らなきゃヤバい時代がやってきた」で、パワポ画像も駆使して語り続けました。
最初にアイスランドの女性の地位向上のきっかけを描いた映画「女性の休日」の鑑賞を呼びかけ、ジェンダー平等指数が世界一位を占めているアイスランドの状況を詳しく解説しました。
その上でジェンダーギャップ指数は148か国中118位と大変低い日本では、女性差別が無意識の偏見や差別意識のもとで個人の問題ではなく構造的な問題として存在し、多くの人が依然として家父長制の影響を受けており、批判や指摘を真摯に受け止めることが大事であると訴えました。