憲法を活かそう 週刊ニュース No.1025 2025年10月9日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう
自民党新総裁に高市早苗氏、
「靖国神社参拝」「改憲」など、
最もタカ派が就任
 急激に国民の支持を失う自民党の全国91万人(兵庫1万7千人)が投票し、そのわずか4割の支持でトップとなりました。
 TVやマスコミは大騒ぎですが、今後について一挙に心配の声も噴出しています。
 ★ジェンダー平等が後退へ、★「ワークライフバランス」捨てる(長時間労働へ)、★裏金議員「働いていただく」、★「消費税減税」は取り下げる、★戦争する国につい ては「新たな戦争の態様にも対応できる国防体制を構築する」、★「鹿を蹴る外国人」と云い、「スパイ防止法」の急先鋒、などなど。
 高市氏の保守的な政治姿勢は、歴史認識に顕著に表れています。閣僚時代を含め、終、戦の日の8月15日にはA級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社をたびたび参拝。今年の参拝時には「尊崇の念を持って哀悼の誠をささげた」と述べました。
 参政党の神谷宗幣代表は「参政党とは政策が近く、期待をもってこの結果を受け止めている、国益にかなう政策には協力を惜しまないつもりだ」とするコメントを発表。
 日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は連立入りについて「正式な打診があれば協議するのは当然のことだ」とする考えを改めて示しました。
 経団連は「高市氏は幅広い政策に精通した政治家である。女性初の新総裁として、自民党の再生と政策の遂行に向け、手腕を発揮していただくことを期待する」とする筒井義信会長のコメントを発表。
 自衛隊からも、“女安倍”高市氏に防衛省制服組が“ただならぬ警戒感”「台湾有事が現実に」「独自の国家観をもつ軍事フリークは面倒」の声も上がっています。

この秋=臨時国会へ向けた行動の展開を
 10/4当センター神戸9区会議では、様々な対話活動も交流しつつ、「生活守れ 大軍拡許すな 憲法いかせ」の大運動を呼びかけました。☆10月中旬から始まる臨時国会は「A国民生活を良くする流れをつくるのか、それともBファッショ的な物言えない社会へ進むのか」の重要な分岐点となる、よってBを押さえ込む力をつくり、切実な要求を掲げるAの運動強化をちかいあいました。


※10/14(火)12:15「三宮センター街東口付近」リレースピーチ
※10/19(日)県下各地・戦争準備やめよ19日行動

★☆★ 10月31日(金) 14:00〜
      映画「Winny」上映会

 主催:兵庫県弁護士会 共催・日弁連
 場所:兵庫県弁護士会館4階講堂
 第一部:映画上映
   『不当逮捕から無罪を勝ち取った7年の道のり』
 第二部:秋田真志弁護士トークセッション
 
 事前申し込み不要・無料
 (問い合わせ)06−4869−7611

★☆★ 11月14日(金) 9:30〜
   憲法九条の会にしわき20周年記念行事

 集合:西脇市役所駐車場
 行事:立命館平和ミュージアムと
            国宝飛雲閣の見学
 会費:\3500
  2006年結成以来会報は135回発行、北はりま9条
  の会と連帯し、宣伝カーを連日運行しています。
 (連)0795−22−2921


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