憲法を活かそう 週刊ニュース No.1013 2025年7月10日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう
須磨区憲法共同センター
第19回総会でゆたかな取組が交流
 6月28日、須磨区内で17人が集いました。前日の最高裁による生活保護費引き下げ「違法」の画 期的判決が会場のあちこちで話題になるなか、加口会長メッセージ(代読)から会議はスタート。
 県共同センターの津川代表による「政治転換のチャンス!参院選で憲法が生きる社会に近づけよう」の講演のあと、関事務局長から活動報告と25年度の方針・体制の提起をうけ討論・交流に。
 生健会から最高裁判決について「いままでやってきて一番うれしかった」との感動発言。「須磨9条碑の会」事務局からはその進行状況が説明されました。
 さらに「消費税なくす会」から月二回の定例宣伝を継続していること。新婦人からは区内の学校に高校生原爆絵画展の申し入れ活動を広げていること。医生協から健康保険証問題を、国民救援会から再審法改正の取組、年金者組合から生保裁判判決への喜びと年金裁判への新たな決意、原水協や平和委員会から核兵器廃絶の取組、そして共産党から参院選への決意など次々発言がありました。
 こうして須磨区内での豊かな活動が交流され元気を分かち合う総会となりました。

高校生が自衛隊の訓練を体験!!
7月4日の「読売新聞」記事より
 「蒼開高(洲本市下加茂)の生徒が自衛隊の訓練を体験する特別授業が20日、洲本市市民交流センター陸上競技場(同市宇原)などで開かれた。サッカーや女子硬式野球などの部活動での活躍を目指す『アスリート進学コース』の1〜3年生約80人が参加。自衛隊兵庫地方協力本部(神戸市中央区)所属の自衛官5人が教官となり、『気を付け』『右へならえ』『敬礼』といった指示に従う基本規律訓練を体験した。
 最初は動きがそろわなかった生徒らも、『指先をしっかり伸ばして』『足のかかとをそろえて』などの助言を受けながら反復練習し、スムーズな動きを習得していった。行進や、自衛隊の体力検定種目の腕立て伏
 
せ、腹筋にも挑戦した。特別授業は、学外で集団活動の意義を学び、勇気を育む狙いがあるといい、柔道部の平田翔龍主将(3年)は『忍耐力や集中力の大切さを学べた。練習や試合で生かしていきたい』と話していた。」
 戦争する国へ、日本は進行中だが、高校の正式授業に自衛隊訓練、自衛官の教官はあり得るのか? 指導要領にも書かれてもいないのでは? こんなことが放置されていいのだろうか?

ミサイルよりも米よこせ!パレード
 7月4日の午前、暑い中でも左のビラの通り「くらし守れ・農業守れ」のパレードが行われ70人が元気に行進しました。
 新婦人須磨支部・須磨区憲法共同センターの共催で、平田公園を出発し “板宿商店街”で人々に訴え、事前に商店の方々にチラシを配っていたので、商店の方々から「よう言ってくれた」と賛同の声もあり、通行中のわかものたちも共感してくれました。


★☆★ 7月30日〜8月3日 10:00〜
    第58回兵庫県平和美術展

 後援:兵庫県、神戸市、同教育委員会
 場所:原田の森ギャラリー(王子動物園南)
 7/30・13:00〜 西澤愼会長による
    「書」のパフォーマンス
 (連)070−1749−0112

★☆★ 8月3日(日) 14:00〜
   被爆80周年 アニメ上映と講演

 主催:美保シボさん講演会実行委 後援:宝塚市
 場所:宝塚市立西公民館ホール
 上映:ピースアニメ「つるにのって」
 講演:美保シボさん・原爆の実相を伝える活動
   『フランスの反核・平和運動の現状と課題』
 参加費無料:カンパ要請あり
 (連)090−3492−8132


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