5月18日、兵庫県被団協の副島圀義事務局長を講師に学習のつどいが開かれ35人が参加しました。
副島さんは「被爆者の願いと核兵器禁止条約」をテーマに、母親のお腹で被爆し惨状の中で誕生、その後の家族と自身の被爆障害、母父の被爆者運動「核兵器なくせ」「国家補償としての真の原爆被害者法の即時制定」の運動を進めた被団協の活動、「核兵器禁止条約」の採択と発効などなど、わかりやすくお話しされました。
「核抑止」「武力vs武力」を乗り越える「戦争をしない」ことが一番大事、そして「あきらめない」「微力でも無力ではない」の気持ちで「生かされた命」を大事にしていきたいと力をこめられました。
参加者の感想では「お腹の中で被爆、11回も命の危険にさらされ、原爆投下の下で人々がどんな人生を過ごされてきたのかが理解出来ました。今世界で戦争が行われ、はじまったら終わりにするのは至難の業です。戦争せずに物事を解決する仕組みのため声をあげる努力をします」「若い人にぐ行動することは求めないが、声をかけ続けます。9条の宣伝活動はまさに“続ける”運動です、10周年を新たなスタートにしたいと思います」等と沢山よせられました。