憲法を活かそう 週刊ニュース No.1005 2025年5月15日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう
兵庫憲法集会・「戦争させない」決意に3500人
 「戦争させない9条壊すな!兵庫憲法集会」が5月3日(土・祝)、神戸市みなとのもり公園で開催され、集会参加の3500人が3コースに分かれてデモ行進しました。
 戦争させない1000人委員会・ひょうご、兵庫県憲法共同センター、9条の心ネットワークによる実行委員会が主催しました。
 総がかり実行委代表の羽柴修弁護士は「2016年からこの大規模憲法集会は10回目となる。だが世界は大国による侵略戦争が増えている。80年前に戻さぬよう頑張らねばならない」と挨拶。
 集会メインスピーカーの畠山澄子さんは世界中を巡ってピースボートで活動してきた経験を述べた上で、「戦争にあらがう憲法が大事だと言い続ける」「国の防衛費増政策に、今日の晴天と逆の晴れない思いがある」「世界では、被爆者の話を聞いたことがきっかけで平和活動にかかわり、核兵器禁止条約締結のために奮闘されている人がいる」などと語り、一つひとつの小さな世論が世界レベルの平和を作っている事実を伝えました。
 この日の神戸新聞には1,674人の個人、365団体が名前を掲載した「憲法集会賛同」意見広告が掲載されました。

はりま憲法集会、松元ヒロさんとともに
 5月6日“第47回憲法を守るはりま集会”が姫路市民会館で開催され300人が参加しました。
 実行委員長の松本滋兵庫県立大名誉教授は「総選挙で改憲勢力が減ったが、支配層は改憲をずっと狙っているので油断はできない、今度は憲法を政治や
 
社会、くらしに生かすたたかいに全力あげよう」と述べました。
 集会で生まれた合唱団「平和をうたう合唱団『希望』」は、憲法9条や波を広がれなどを、神戸港米艦船入港と抗議行動を背景に。
 松元ヒロライブは、生活保護の実態例で憲法に保証された国民の権利が生かされず、大阪万博に国民の税金が使われているが国民の暮らしにまわせと軽妙に語りました。アンコールは『憲法くん』憲法前文を読み上げ、拍手喝采でした。会場入口では県がすすめる播磨臨海地域道路反対の署名もとりくまれました。



※5/19(月)県下各地“戦争法廃止”求める19日行動
※5/19(月)12:15〜「神戸大丸前」戦争法廃止19日行動

★☆★ 5月24日(土) 14:00〜
 姫路市から公立高校半分なくなる・・150人姫路集会

 主催:公立高校守る会、兵庫県高教組、兵庫教組、
    西播労連
 場所:姫路労働会館多目的ホール
    『子どもたちの声は届いていますか』
 (連)078−341−6745

★☆★ 5月24日(土) 9:30〜
   神戸港をめぐり、非核「神戸方式」を学ぼう

 主催:新婦人兵庫県本部
 集合:JR元町駅・西口南側
 プログラム:平和の美海ちゃん像⇒非核「神戸方式」
   説明⇒10時半頃乗船・神戸港めぐり⇒昼食交流
 参加費:高校生〜50代は¥1000、
    60代以上の方は¥1400
    (申込み)新婦人県本部へ

★☆★ 5月24日(土) 13:00〜
     被曝ピアノコンサート
  西神ニュータウン9条の会第17回記念のつどい

 場所:西区文化センター・なでしこホール
    被曝ピアノについて、平和を歌おうなど
 参加協力費:¥1000
 (連)090−3359−0776



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