九条守れ 週刊ニュース No.983 2024年11月28日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう

与党過半数割れ:国会人事も様変わり
憲法審会長に立憲・枝野氏
(この文は、東京憲法共同センターニュース698号からいただきました)
 衆議院憲法審査会は、総選挙の結果を反映して大きく変わりました。
 選挙前の通常国会では、衆議院は50人で、会長は自民党から森英介議員、自民28(内会長1、幹事5)、立憲10(2)、維新5(1)、公明4(1)、共産1、国民1、有志1で、自民が単独で過半数を持ち、改憲派は78%でした。
 選挙後は、会長が立憲の枝野幸男議員、自民21(幹事4)、立憲16(幹事3)、維新4(幹事1)、国民3(幹事1)、公明3、れいわ1、共産1、有志1となり、改憲派は64%となっています。
 公明は幹事を出せず、不倫問題の国民民主の玉木氏はなぜか憲法審委員から外れています。参政党や保守党を自民党は憲法審の委員に入れるのではないかと心配されましたが、両党は入っていません。
 しかし、自民党は幹事に改憲実現本部事務局長代行で総裁選で改憲を強く主張した小林鷹之氏など3人、委員に本部長の古屋圭司氏、事務局長の山下貴司氏など4名が入り、9月2日に確認した《9条への自衛隊明記や緊急政令などの改憲》を主張するものと思われます。
 なお、参議院は変わっていません。
参議院45人:会長は自民党の中曽根弘文議員、自民22(内会長1,幹事3)、立憲8(2)、公明5(1)、維新4(1)、民主(国民民主)2(1)、共産2(1)、れいわ1,沖縄1 改憲派73.3%

「気候危機の最大の責任者」
日本などに“特大化石賞” COP29
 COP29 で会期最終日の22日、世界の環境NGO が参加する「気候行動ネットワーク(CAN)」は、日本など24カ国・地域を「気候危機を引き起こした最大の責任者」としました。
 理由は「世界が産業革命前からの気温上昇を 1.5度に抑える目標を達成するために必要な資金を支払う義務から逃れようとしている」と指摘、さらに「金がないと言いながら、多額の資金を化石燃料につぎ込んでいる」と批判しました。
 化石賞はCOP期間中、連日発表されており、日本批判の原因は、岸田・石破政権によるGX政策が世界の流れに逆行しているためです。
 
国民民主玉木代表の不倫と憲法審査会
【東京憲法会議事務局長の田中章史さんの寄稿です】
 国民民主党玉木代表の不倫問題で、ネット上に上がった小泉みゆきさんの写真を見て、私は大変驚きました。そこに写っていたのは、2年ほど前から衆議院憲法審査会を傍聴していた女性だったからです。
 2024年5月16日の衆院憲法審査会で玉木委員は冒頭、憲法99条の憲法尊重擁護義務を取り上げ、国会議員や総理大臣が憲法改正について発言することは99条に反しないと衆院法制局長に答弁させた時、私は抗議の声をあげました。その時、私の右手前方に座っていた小泉みゆき氏が、振り向いて私をにらんだのをいまでもしっかりおぼえています。
 5月23日の憲法審では玉木氏推薦の傍聴人は男ばかり10人ほどで、中には背中に「国民民主」と書いたジャンバーを着ている人もおりました。そして、この日の玉木氏の冒頭発言は、会長に対して傍聴者を規制すべきだという発言でした。
 いま思うに、この時にもし玉木発言に抗議するような発言などがあれば、傍聴者の間に混乱を持ち込もうと構えていたのではないかと感じました。
 このように玉木氏は不倫相手に憲法審の傍聴をさせ、傍聴者の動きを掴むなどして、それに対し組織的な対応をしていたと思います。
 玉木氏は今回憲法審委員を外れましたが、当然のことです。不倫が公にされた自民党議員は議員辞職しています。玉木氏も議員辞職すべきです。

★☆★  11月30日(土)   13:30〜
    第47回兵庫県自治体学校

 場所:兵庫県保険医協会5階会議室
 メイン講演:中山 徹さん・自治体問題研究所理事長
    『少子化・人口減少社会と
         地域・自治体ができること』
 報告:@淡路市・農業振興提言、
      〜農業・地域経済の活性化へ
    A豊岡市・自治体のジェンダー平等
      〜女性も住み、働きやすい街へ
 資料代:¥1000
   (連)078−331−8911


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