九条守れ 週刊ニュース No.982 2024年11月21日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう

自民政治の終わりの始まり
引き続き来年参議院選挙でとどめを

 「止めよう9条改憲、生かそう憲法」の恒例憲法8団体の昼パレードが11月12日三宮で行われました。出発前スピーチで津川知久兵庫憲法共同センター代表は「裏金・企業献金禁止、夫婦別姓実現、大学学費アッ
プやめよ、健康保険証廃止やめよ、軍拡増税ストップ、改憲論棚上げなど国民の要求が通る可能性がある、新しい情勢が切り拓かれた」と説明しました。
 ついで岡崎兵庫労連事務局長が「自衛隊へ、わかもの達の個人情報が神戸市などから提供されている問題について、若者や弁護士らによる訴訟支援」をうったえました。
 ちょうど県知事選のさ中で、憲法生かす政策もうったえる行進となりました。

神戸市の憲法集会後援拒否をただす
 11月3日憲法公布記念日の兵庫憲法集会開催に関し、神戸市に対し後援を依頼してきましたが、ここ数年「後援拒否」が続いています。
 集会実行委・兵庫県憲法会議の木下智史教授、津川知久幹事、梶本修史幹事が神戸市と同教育委と交渉しました。
 神戸市⇒「総合的判断、特定の立場を支持すると思われるのを避ける」、同教育委⇒「“政治的色彩を有していない”に該当する」・・等々の判断。
 これに対し3幹事からそれぞれの立場で『憲法遵守義務』などから、誤った判断を具体的に指摘しました。
 「行政の姿勢として拒否の結論だけ通知する姿勢は
 
おかしい」「地方自治体として憲法は単なる政治問題ではない」「政治的との拒否理由は、集会を卑しめる効果もあるではないか」「本来なら、憲法記念日に神戸市主催の憲法集会があっても当然だ、来年は戦後80周年なので、何か企画するよう求める」などとうったえました。

戦争法に反対する神戸市北区の会
 今年の夏前に第8回総会を行いました。その構成団体と代表世話人は次の通りです。
 代表世話人・武村義人・保険医協会副理事長、羽柴修弁護士。
 構成団体:原水協、生健会、母親連絡会、民商、国民救援会、新婦人、年金者組合、医療互助会、「9条の会」は、北神戸、北鈴、すずらんだい、星和台・鳴子、ほくしん田園の5組織、共産党区委・・計14団体で、定期的に活動を続けています。

兵庫県知事選挙の結果
 斉藤前知事が再選しました。県政の諸矛盾はさらに激化しそうです。出口調査やネット状況では、10〜20代の投票先の七割が「斉藤」で「SNS 見てると斉藤さん悪くない」が圧倒だったとのこと。一方で「くらしを何とかしてほしい」の声もトップでした。
 憲法県政の会が詳しい「県民要求」を掲げました。県政改革へ、要求ごとに多くのなかまづくりで運動を大きくしようではありませんか。


★☆★  12月19日(木)   13:30〜
 松元ヒロソロライブ:テレビで会えない芸人

 主催:須磨に憲法9条の碑をつくる会
 場所:新長田ピフレホール
 チケット前売り・TEL&FAX078−731−0672
  一般¥1700、大学¥1000、高校生以下無料
  (連)078−731−0672 

★☆★  12月21日(土)  10:00〜
    全県合同学習交流集会

 共催:兵庫憲法共同センター+兵庫革新懇
 場所:高教組会館3階ホール
 講演:石川康宏さん・神戸女学院大学名誉教授
  『総選挙と県知事選で情勢はどう動いたか
           〜2025年に向けて〜』
 団体・地域等から発言を頂きます
 参加費無料
  (連)kenpou-hgkyodo@s9.dion.ne.jp



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