九条守れ 週刊ニュース No.966 2024年7月25日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう

子どもたちを戦争にまき込まないで!!
 兵庫県立嬉野台生涯教育センターのHPに「つどえ!ちびっこ自衛隊」の募集要項などが掲載されました。今回の企画は、小中学生の子どもたちを対象に「基本訓練・行進訓練・背嚢体験・ドーラン体験」など軍事訓練そのものを体験させる内容で、武器にも接触させる可能性があります。
 東播各地から抗議の声が強まり、新婦人県本部などからも「中止せよ」の要求がいっぱいです。そのため嬉野台生涯教育センター(指定管理:株式会社MEリゾート)が「ちびっこ自衛隊」の事業から撤退する、という通知をしてきました。
 しかし、今年8月1日に計画されている「つどえ!ちびっこ自衛隊」は、自衛隊と応募者の意向で実施されそうです。
 なお、県教育共闘が計画している兵庫県県民生活部躍動課との交渉は続行です。嬉野台生涯教育センターが手を引いたとはいえ、企画・募集行為を行い、自衛隊と小中学校の子どもたちを結びつけた責任は重大です。引き続き自衛隊が中止を決めるよう要求していきましょう。


双方向意見交換で全県交流
 兵庫憲法共同センター・兵庫革新懇の共催で7月21日全県活動交流会を高教組会館で開催、18の地域と団体から19名が参加しました。今回は講師による講義をやめ、地域から創意ある活動を語ってもらい、互いに学び合う「双方向意見交換」のスタイルとしました。
 パネラーとして『東播二市二町共同組織』から立花さん、『西区憲法共同センター』の井上さん、『西芦市民アクション』の山田さん、『尼崎革新懇』の松岡さんに登場いただき、創意にみちた活動を語ってもらいました。
 
 いずれの地域も2015年戦争法強行時の怒りに満ちた諸行動に較べると、高齢化も進み人々の参加も減少しているが、各地で「9条の会」も頑張り、再開・再建も増えています。また、青年たちとのフードバンクの諸活動などともタイアップし、特に西区の学園都市では学生たちとの対話交流の増加なども紹介されました。
 特にその過程で「市民と野党の共同」へ向かうため、、多くの党派の方々と共闘するため必要な事項として、@人間関係を常に強めること、A相互の話し合いは繰り返し行うこと、B全ての情報を共有すること、が強調されました。
 4地域の報告を受け、兵庫労連・東灘区・兵庫区・淡路3市・明石市・共産党県委・原水協などからも、共同・共闘の強化や展望が発言されました。
 交流会の司会進行は樫村革新懇事務局長、活動提起と討論のまとめは津川共同センター代表が行いました。


県議会百条委員会の傍聴を求め県庁前に200人 市民デモHYOGOからいただく

★☆★  8月23・24・25日  9時〜18時
   第29回尼崎平和のための戦争展

 場所:尼崎市立中央北生涯学習プラザ
 展示その他:1階学習室
 23日午前中は平和紙芝居
 24日10,14,18時に映画「戦雲」上映
   大人¥1000

★☆★  8月25・26日
    美浜原発と舞鶴港巡り

 主催:県革新懇・夏の1泊研修会
 参加費:¥32000
 出発:神戸湊川神社前・25日9時
  現地交流、見学、港巡り、26日17時帰着
 申込みは下記へ・先着45名
  (連)FAX:078−803−8330


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