九条守れ 週刊ニュース No.960 2024年6月13日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう

個人情報わたさない神戸市民の会訴訟開始
 5月30日、自衛隊への個人情報をわたさない市民の会は、神戸地裁で法廷闘争を開始しました。
 日本には戦争放棄で徴兵制度は有りません。しかし「自衛隊」は戦争法や安保三文書などによって、「まさに軍隊」となりました。これによって日本は「自衛隊員不足」を補うための手立てを、個人情報尊重を逸脱して、国と自治体が進めています。
 神戸地裁 204号法廷では、原告を代表して「わたさない会」岡崎事務局長が意見陳述を行い、募集の対象とされているわかもの達の「生の声」を訴えました。

憲法11条から14条をかみしめる寅子
 高い視聴率の朝ドラ「虎に翼」では、日本で戦前はじ めて女性弁護士となった
“寅子”が兄と夫を戦死で失い、敗戦の失意から立ち上がる時、日本国憲法に出会います。
 その寅子が前を向く!とき、憲法11,12,13,14条の文を一言ずつかみしめて朗読しました。
 ところで、衆参両院の憲法審査会で壊憲を急ぐ自民・公明・維新の議員は、朝ドラで勉強しなおすべきではないでしょうか。
 この場面の感動は、先週居酒屋などでも共感の会話となっていました。
 あらためて私たちも心に刻み込みましょう。
憲法11条【基本的人権の享有】
 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
憲法12条【自由、権利の保持の責任とその濫用の禁止】
 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、 常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
憲法13条【個人の尊重と公共の福祉】
 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重
 
を必要とする。
憲法14条【法の下の平等、貴族の禁止、栄典】第1項
 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。




※6/14(金)17:00「神戸大丸前」衆院議員任期延長反対宣伝
※6/15(土)10:30「JR明石駅前」裏金問題追及宣伝
※6/19(水)県下各地で戦争法廃止求める19日行動
※6/19(水)18:00「神戸大丸前」戦争法廃止求める宣伝

★☆★  6月16日(日)  14:00〜
   西神ニュータウン9条の会・つどい

 場所:西区文化センター2階 第一会議室
 講師:谷口利之さん・全港湾阪神支部特別執行委員
   『港の軍事利用と非核「神戸方式」について』
 資料代:¥300
  (連)090−3359−0776

★☆★  7月6日(土)  17:45〜
   阪神センター合唱団第34回定期演奏会

 後援:尼崎市、尼崎市教育委員会
 場所:尼崎ピッコロシアター大ホール
 指揮:中西幸、ピアノ:竹中敦子
 出演:阪神センター合唱団、太鼓集団翼
 前売り券:大人¥2000、大学生¥1500、中高生¥1200
  (申込み・問い合わせ)FAX06-6493-6046


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