九条守れ 週刊ニュース No.953 2024年4月18日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう

5・3兵庫憲法集会、1万人の成功めざし
4/12プレ集会で意思統一
 4月12日、長田区文化センターで『戦争させない、9条壊すな! 総がかり行動兵庫実行委員会』主催による “プレ学習講演会”が開かれ、100名が参加しました。
 主催者を代表し羽柴修弁護士は「日米一体化」をさらに強めて「戦争する国」へ直進する危険な動きを強く批判。次いで関西学院大学名誉教授の長岡徹さんが「緊急事態改憲のねらいと本質…改憲発議を許さないために」のテーマで講演しました。
 長岡さんは、画像による豊富な資料を示しながら、まずアメリカへ行った岸田首相の発言と衆参の憲法審査会の動きを簡潔に説明。このあと“岸田大軍拡の背景”を世界の動きの中で詳しく解説し、従来からの憲法解釈を乱暴に踏みにじる事態を具体的に指摘しました。
 参加者から「お話の強烈な内容に、戦争への恐怖も改めて感じた」との声もありました。
 実行委から、5/3の大集会を成功させるための具体的な提起、お願いも踏まえ、しっかり意思統一が出来ました。

東園田九条の会主催、平和学習会に熱気
 東園田9条の会は2005年の結成以来、学習講演会を中心に途切れさせることなく活動を続けています。
 昨年7月からは『平和について考える』シリーズを重ねてきました。4月6日にはその4回目として県憲法共同センターの津川知久氏を招き『自衛隊のあとには米軍が、そして戦争がやってくる』と題したスライドを交え
 
ての講演会を行いました。
 津川氏が昨年三月に先島諸島(宮古島・石垣島・与那国島)への平和ツアーに参加し、撮影してきた多くの写真と、さらにその後の1年間の島の動きも紹介されました。平和な島の人々の生活を一変させ各島の生物の多様性を踏みにじって進められる「戦争する国づくり最前線」の実態が、38人の参加者に驚きと怒りをもって受け止められました。

多くの皆さんに見える行動を
西宮市の「9条壊憲NO!市民アクション」など3団体共同による、市内同時宣伝が4月6日実行されました。阪急西宮北口・阪神西宮と甲子園の3駅前で、自民党の「金権腐敗政治やめさせよう」の署名を訴えると、いずれも若い人々が率先して賛同してくれる姿に「こちらがビックリするほど」と参加者の感想でした。3団体共同行動は、次回は市内パレードを行います。



※5/11(土)12:00「神戸大丸前」原発やめよイレブンアクション
※5/14(火)12:15「東遊園地」恒例の憲法昼パレード
※5/18(土)12:00「神戸大丸前」個人情報わたさない会の行動


★☆★  5月6日(月・祝)  12:30〜
    第46回憲法を守るはりま集会

 主催:実行委員会
 場所:姫路市市民会館大ホール
 平和をうたう合唱団「希望」
 講演:半田 滋さん・防衛ジャーナリスト
   『敵基地攻撃と日米一体化
       〜防衛費負担は国民負担に〜』
 入場無料
  (連)079−222−0684

★☆★  5月30日(木)  13:00〜
 自衛隊への個人情報提供の違法性を問う
    神戸住民訴訟・・第一回法廷

 場所:神戸地裁204法廷・・傍聴参加でご支援を
 報告集会:14:40〜あすてっぷKOBEセミナー室
  (連)078−335−3770


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