九条守れ 週刊ニュース No.951 2024年4月4日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう

岸田政権、戦争準備への暴走
第二次大戦中の“防空壕”つくりと同じ道へ
 政府は3月29日、戦争開始で他国から攻撃されたときに避難するための“シェルター”を全国で5万6千箇所につくることを決め、自治体にも協力を求めました。
 爆弾や弾道ミサイル攻撃による爆風などから2週間程度避難できる機能を求めています。
 いま80才台以上の方々は、敗戦前の大空襲のため、「防空壕」に逃げ込み、「生殺し」された悲劇をみてきています。
 岸田政権は、「米軍の傘下で戦争参加する自衛隊」で、再び戦火にまみれる日本の国にしようとしています。

憲法審査会、国会議員任期延長問題の危険
 自民、公明、維新、国民民主がもくろむ「国会議員任期延長改憲」をめぐる攻防が衆議院憲法審査会でおこなわれています。「外部からの武力攻撃、大規模な災害などで選挙の実施が困難になるので、内閣の判断で国会議員の任期を半年または1年、延長する」というものです。上記「改憲派」は、これを「お試し改憲」として本丸の「9条に自衛隊明記」「緊急事態条項」の導入口にしようとしています。
 東日本大震災のときも含め日本全国で選挙が出来なくなるようなことは一度もありません。一定の地域、例えば阪神大震災の例のように、時期を少しずらすやり方も経験しています。
 立憲と共産党などは、“憲法には参議院の緊急集会制度”があって国会の代替機能が明記されているとして反対するとともに、まずは審査会に多く裏金議員を送り込んでいる自民党を強く批判しています。
 「戦争準備と改憲」で、自民党支持率の低下をとめようとしている歪んだ策動を止めるため幅広い世論づくりを頑張りましょう。
 
三宮マルイ前宣伝
 3月28日午後、三宮マルイ前“市民デモ HYOGO”定例行動では14人が参加、憲法、軍拡、ガザなどでスピーチ、チラシ 230枚すべてまき切りました。シール投票は、「政権交代するのは、今だと思いますか?」を問い、「思います」が37票、「思いません」が2票など計41票。自由意見欄には、「自浄作用もなく、自壊するのみの自民党岸田政権は、我々の手で引きずり落とし、私たちの政権をつくりましょう!」などと5人の方が書き込まれました。



※4/9 (火)12:15「東遊園地入り口」恒例の憲法昼パレード
※4/11(木)18:00「神戸大丸前」原発やめよイレブンアクション


★☆★  4月12日(金)  18:00〜
  平和と民主主義を進める西宮芦屋の会総会

 場所:西宮市立勤労会館第2会議室
 講演:梶本修史さん・兵庫県原水協事務局長
   『大軍拡へ、兵庫県の状況』
 参加費:無料
  (連)nishiashichiikiroren2020@yahoo.co.jp

★☆★  5月3日(金・祝)  13:00〜
  戦争させない、9条壊すな!
         5・3兵庫憲法集会

 主催:総がかり行動兵庫県実行委員会
 場所:みなとのもり公園
 オープニング:川口真由美&カオリンズ
 メインスピーカー:内田 樹さん・凱風館館長
 憲法アピール
 閉会後は三宮方面へデモ
  (連)078−341−3332

★☆★  5月3日(金)  14:00〜
   第17回いなみ平和のつどい

 場所:稲美町いきがい創造センター・多目的ホール
 音楽行事
 講演:上脇博之さん・神戸学院大学教授
     『「政治とおカネ」の話』
 参加協力費:¥500
  (連)079−492−6129


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