九条守れ 週刊ニュース No.944 2024年2月15日(木)
いまの社会を、憲法通りにつくり変えよう

進行する戦争の準備、  
   金権・腐敗の岸田政権のもとで
 米軍と自衛隊が一体化して「敵地攻撃」へ爆走する実際が身のまわりに出てきています。
1.戦争準備のため基地・原発などに関わる国民の監視・抗議の行動を抑圧する「土地利用規制法の適用」では、県内15自治体9区域が指定されました。中部方面隊がある伊丹市の大部分、姫路市や青野ヶ原等です(兵庫民報1/28号に詳細)。
2.「軍事・外交分野の機密情報漏洩」の法律を民間に大幅に広げ、5年以下の拘禁刑や 500万円の罰金へ。対象者の身辺調査では兄弟姉妹の配偶者まで、飲酒や借金など状況も。この経済安保法が指定するのは、水道・電気などインフラ、半導体・人工知能(AI)の労働者が対象です。
3.「軍事基地強靱化」は沖縄県など全国で強行され、県内の動きはいま『平和委員会』などによって調査を進めています。
4.「台湾有事」を理由に、“武力攻撃予測事態”で沖縄県先島諸島の住民12万人を鹿児島県などに避難させる訓練を開始(詳細は2/10毎日新聞3面すべて)というアッと思うようなことも!。
 以上の様に数日の報道をチェックするだけでも「大変な事態」です。かって80年前にアジアで2千万人を殺害し、日本も 300万人が犠牲となった「アジア侵略戦争」も、その10年ほど前から、こうした戦争準備がいろいろやられました。

 2024/02阪神魚崎周辺から写す。1400万トンものCO2含む水蒸気を排出する神鋼石炭火力発電所の煙突。
 
気候危機で学習、長田区革新懇も行動へ
 2月10日、“地球沸騰の時代”で2023年は、産業革命以降ついに世界の気温が1.52度Cの上昇となりました。
 市民の関心も高い中、次の世代にどんな環境を残すべきかについての学習となりました。岸田政権による「温暖化防止対策」は、世界の流れに反しドバイの COP28でも2度の化石賞となりました。今後どうすべきか、温ガス排出量4500万トン(うち神鋼石炭火力が1400万トン排出)の兵庫県でも重大責任があります。革新懇として若者たちと共に何らかの行動をすることにしました。学習講師は原発なくす兵庫の会の速水二郎さんが担当、8枚の画像で解説しました。



※2/19(月)県下各地で戦争法廃止など軍拡反対行動
※2/19(月)18:00「神戸丸前」戦争法廃止19日行動



★☆★  2月24日(土)  16:00〜
  PFASによる汚染と健康リスクを考える

 共催:兵庫県保険医協会、科学者会議兵庫支部
 場所:保険医協会6階会議室+オンライン
 講師:出口幹郎さん・日本科学者会議・工学博士
 会場定員20名、参加費無料
  来場による参加申し込みは、
  FAX 078−393−1820 氏名・団体名・連絡先記入の
  上で申し込み
  ZOOM申し込みはhttps://x.gd/gWGHK
  (問合せ)078−393−1807・小西さん

★☆★  3月2日(土)  13:30〜
  私たちの個人情報をわたさない
   〜住民監査請求報告集会〜

 会場:長田区文化センター講習室2
 講師:有田崇浩さん・平和新聞編集長
   『自衛隊への個人情報提供について、
           全国の自治体の状況』
 住民訴訟報告:松山秀樹弁護士
 各地からの報告と行動提起
  (連)078−335−3770



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