日本国憲法の公布77周年、あらためてその大切さを確認し合う神戸憲法集会が西区文化センターなでしこホールで開催されました。続々と参加する人々で会場はぎっしり満員の熱気となりました。
「文化の日」ということで、神戸市在住のピアニスト広瀬一葉さんが登場、ピアノ・アコーディオン・トイピアノ・小太鼓・おもちゃ楽器、さらにカラスやワンちゃんのぬいぐるみも駆使して“ひとりオーケストラ”による演奏となりました。ウクライナ戦争で再登場した「ひまわり」の演奏をはじめ、古関裕而メドレーでは、会場全体が唱和し、六甲おろしの時には手拍子ですっかり賑やかとなり、拍手喝采でした。
講演は、早稲田大学教授の水島朝穂さんで、テーマは『「軍事大国化」への動きと憲法9条』。舞台いっぱいのスクリーンに50数枚の画像によるデータで解説しました。弁舌流暢でハイスピードの水島さんの講演でメモ取りも難しい状況でした。
最初に“戦争のリアル”−−つまり歴史を振り返ると戦争には「周期」があると指摘しました。死の商人による兵器・武器の在庫一掃と新規兵器の威力確認のため、